1945年イタリア・カラブリア地方の小さな村に生まれる。映画監督の夢を追って、ローマに移り、ヴィットリオ・デ・シーカのもとで働き始める。
『宣告』で米アカデミー外国語映画賞にノミネート。その後、小さな姉弟の孤児院への旅を通
して家族とは何かを問いかける『小さな旅人』でカンヌ映画祭審査員特別グランプリ、『LAMERICA』ではヴェネチア映画祭・金のオゼッラ賞、また、兄弟の絆を描いた『いつか来た道』ではヴェネチア映画祭金獅子賞など、国際的な受賞歴を誇る。
次回作は、中国とイタリアで撮影中の『LA STELLA CHE NON C' E』(2006年初冬完成予定)。 |
本映画の主人公。15年を経て、初めて息子に会う若い父親・ジャンニを演じている。この役で2004年ヴェネチア映画祭・パジネッティ賞主演男優賞を受賞。
1969年ローマ生まれ。1974年マウロ・ボロニーニ監督『哀しみの伯爵夫人』で映画デビュー。
精神障害を持つ青年を演じた『アパッショナート(アレッサンドロ・ダラトリ監督・'94)』で好評を得たほか、ミケランジェロ・アントニオーニ、ヴィム・ヴェンダース共同監督『愛のめぐりあい('95)』に出演。近年、舞台俳優としても再び活動を始める一方、映画監督業にも進出。
初監督作品『ANCHE LIBERO VA BENE』が間もなく完成する予定。 |