街のゴロツキか? 救世主か?日本カルチャーへのリスペクトから生まれたイタリア発のダークヒーロー・エンタテインメント! 5.20 ROADSHOW

テロの脅威に晒されるローマの片隅で、超人的パワーを得た男と、空想世界に生きる娘が出会った…

75年に日本で放送開始、79年にイタリアでも放送されて大人気を呼んだ永井豪原作によるアニメ「鋼鉄ジーグ」。本作は、少年時代から日本アニメの大ファンだったガブリエーレ・マイネッティ監督が、40年近く経った今もなお、イタリア人の心の中に深く刻まれるその「鋼鉄ジーグ」を重要なモチーフにして生み出した、イタリア映画初の本格的ダークヒーロー・エンタテインメントだ。
舞台は、テロの脅威に晒される現代のローマ郊外。裏街道を歩く孤独なチンピラ エンツォはふとしたきっかけで超人的なパワーを得てしまう。始めは私利私欲のためにその力を使っていたエンツォだったが、世話になっていた“オヤジ”を闇取引の最中に殺され、遺された娘アレッシアの面倒を見る羽目になったことから、彼女を守るために正義に目覚めていくことになる。
アレッシアはアニメ「鋼鉄ジーグ」のDVDを片時も離さない熱狂的なファン。
怪力を得たエンツォを、アニメの主人公 司馬宙(シバヒロシ)と同一視して慕う。そんな二人の前に、悪の組織のリーダー ジンガロが立ち塞がる…。

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本国で サプライズ大ヒット!映画賞レースも席巻し、名実共に2016年のイタリア映画を代表する一本に!

ローマ映画祭でプレミア上映されるや熱烈に支持され、2016年2月のイタリア本国公開でも、ハリウッド大作『X-MEN:アポカリプス』と肩を並べる興収(570万米ドル)を記録して、大ヒット。映画賞レースでは、イタリア・アカデミー賞と言われるダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞で、最多16部門にノミネート、新人監督賞を始め、最多7部門受賞。名実共に2016年のイタリア映画を代表する一本となった。主人公エンツォには、実力派クラウディオ・サンタマリア(『緑はよみがえる』、『海と大陸』)が20キロ増量して臨み、宿敵ジンガロは若手演技派ルカ・マリネッリ(『グレート・ビューティ/追憶のローマ』)が、『ダークナイト』でヒース・レジャーが演じた悪役ジョーカーを彷彿とさせる狂気に満ちた怪演を見せる。
 
『皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ』。
自動翻訳ソフトにかけたかのようなタイトルは邦題ではなく、イタリア語題と共に併記される正真正銘の原題。本編オープニング、大スクリーンに映し出される日本語に、限りない日本カルチャーへの愛を感じずにはいられない。

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INTRODUCTION

1976年11月7日、ローマ生まれ。20歳の時シナリオライティングに興味を抱き、監督志望でレオナルド・ベンヴェヌーチ(『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』『アルフレード アルフレード』脚本)主催のワークショップに参加する。ニューヨークのティッシュ・スクール・オブ・アートで、演出、脚本、撮影も学ぶ。演技のキャリアは舞台から始まり、映画やTVで重要な役どころを演じるようになる。
2011年、製作会社Goon Filmsを設立。2012年の『Tiger Boy』が、Goon Filmsが最初に製作した短編映画である。2013年11月、映画芸術科学アカデミーが第86回アカデミー賞短編実写映画賞のノミネート候補作品として10作品を発表、『Tiger Boy』もそのうちの一本として選出される。また、2013年フリッカーフェスト国際映画祭(オーストラリア)においてルノー賞最優秀国際短編賞(アカデミー賞認可)を、第27回ブレスト・ヨーロピアン短編映画祭(北フランス、ブルターニュ)でブレスト短編映画グランプリを受賞。サンタバーバラ映画祭では唯一のヨーロッパ作品としてコンペに参加。本国イタリアでも、2013年シルバー・リボン賞最優秀短編賞、2012年イタリア・ゴールデングローブ賞およびダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞において最優秀短編映画賞ノミネートなどの栄誉を受ける。
2015年、長編デビュー作『皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ』が第10回ローマ映画祭で上映され、オリジナリティあふれるエンターテインメントと喝采を浴びる。 この映画で、2016年ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞で最多7部門受賞、イタリア・ゴールデングローブ賞で作品賞を受賞、さらにチャック・ドーロ賞で4部門、そしてシルバー・リボン賞で2部門を受賞した。

◆フィルモグラフィー
監督作

2015 皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ
2012 Tiger Boy(短編)
2010 Love in Central Park(短編)
2008 Basette(短編)
2005 Ultima Spiaggia(短編)
2004 Il produttore(短編)
2003 Itinerario tra suono e immagine(短編)

プロデューサー

2015 皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ
2012 Tiger Boy(短編)
2010 Love in Central Park(短編)
2008 Basette(短編)
2004 Il produttore(短編)
2003 Itinerario tra suono e immagine(短編)

作曲

2015 皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ
2012 Tiger Boy
2008 Basette
    Oscar Niemeyer – The Naked Architecture
    (A. Bezziccheri監督)
2006 Circo nudo(A. Bezziccheri監督)
2005 Eva d’estate(S. Valentini監督)
2004 Il produttore

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『皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ』によって、イタリアでは良いスーパーヒーロー映画は生まれない、という先入観を打ち破れたと思っています。これまで、このテーマの映画はイタリアの伝統や風習と相容れないと考えられていたのです。

では、なぜイタリア版のスーパーヒーロー映画を撮ったのか。ひとつは、私がジャンル映画を愛しているから、そしてもうひとつの理由は、スーパーヒーローを題材にした映画は、もっとも複雑で危険な挑戦だと思ったからです。
良い映画にはオリジナリティがあります。新たなジャンルに挑戦しようとすると、どうしてもなにかの模倣になってしまう可能性が高く、それは恐ろしいことです。それに、イタリアには超人的なパワーをもった主人公の存在を信じこませ、観客を興奮させる土壌がまだできていなかったというのもあります。だから、よくあるタイツをまとった超人の冒険譚を、私は語りたくなかったのです。まずは、観客に物語の最初からスーパーヒーローはいる、ということを確信させる必要がありました。どうやって?私はイタリア映画の伝統に則りました。誰しもがかかえる、弱さや脆さを投影したのです。

観客のみなさんが、この都会のおとぎ話に夢中になってくれることを願っています。

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DIRECTOR
CAST
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COMMENT REVIEW

●特典付き前売り券

都市劇場名TEL公開日
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皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ
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Claudio Santamaria

クラウディオ・サンタマリア <エンツォ>

1974年7月22日、ローマ生まれ。1998年より映画界で活動を始め、2001年のガブリエレ・ムッチーノ監督作『最後のキス』(未)で最初のブレークを果たす。以降数々の作品で主要キャストを務め、2005年には『野良犬たちの掟』(未/ミケーレ・プラチド監督)でイタリアの著名な映画賞であるシルバー・リボン賞主演男優賞を受賞。『デス・サイト』(04・未/ダリオ・アルジェント監督)や、『007 カジノ・ロワイヤル』(06/マーティン・キャンベル監督)、『ゴールド・ハンター 600キロの金塊を追え!』(10・未/エリック・ベナール監督)、『探偵ポーリーヌ』(12・未/マルク・フィトゥシ監督)、『緑はよみがえる』(14/エルマンノ・オルミ監督)など、イタリア映画はもちろんインターナショナル作品においても、喜劇的な役からドラマティックな役まで幅広く演じる。またクリスチャン・ベールのイタリア語吹替も担当しており、イタリア語版『バットマン ビギンズ』(05)、『ダークナイト』(08)、『ダークナイト ライジング』(12)、そして『LEGO®ムービー』(14)でバットマンの声を演じている。
70年代に活躍したイタリアのシンガーソングライター リノ・ガエターノの伝記TV映画「Rino Gaetano - Ma il cielo è sempre più blu」(07)においてリノ本人を演じた際、劇中の演奏と歌唱をすべて行い、その素晴らしいパフォーマンスでお茶の間の人気を獲得。本作でも、エンディングの「Jeeg Robot l'Uomo d'Acchiaio」で哀愁に満ちた歌声を披露している。また、本作で2016年ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞主演男優賞を受賞。
近作に、初めて監督した短編映画『The Millionairs』(16)や、コジモ・ゴメス監督の長編デビュー作『Brutti e cattivi』(16)がある。

Ilenia Pastorelli

イレニア・パストレッリ <アレッシア>

1985年12月24日、ローマ生まれ。モデルとして活動しながら、2011年10月に放送されたイタリアの人気リアリティ番組「Grande Fratello 12」でセミファイナルまで残り、一躍世間にその名を知らしめる。本作が映画初出演になるが、虐待によりアニメ「鋼鉄ジーグ」の世界に没頭してしまう女性という難しい役どころを見事に演じ切り、批評家から絶賛を受けるだけでなく、2016年ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞の主演女優賞を受賞するという快挙を成し遂げる。最新作は『Niente di Serio』(17/Laszlo Barbo監督)で、クラウディア・カルディナーレと共演している。

Luca Marinelli

ルカ・マリネッリ<ジンガロ>

1984年10月22日、ローマ生まれ。18歳の頃、Guillermo Glancの脚本と演技のクラスを受ける。その後、演劇学校シルヴィオ・ダミーコ国立演劇芸術アカデミーに入学。映画の吹替から始まり、2006年から本格的に役者としての活動を開始する。ミケーレ・モネッタの「Fantasia Arlecchina」(09)、カルロ・チェッキの「Sogno di una notte di mezza estate」(09/10)などの舞台に出演。その舞台でルカの才能に注目したサヴェリオ・コスタンツォ監督が、『素数たちの孤独』(10・未)で彼を主役のマッティア役に抜擢。パオロ・ジョルダーノによる同名小説を原作としたこの映画は、第67回ヴェネチア国際映画祭で上映された。この役で、99キロまで体重を増やすなどハードな体づくりに挑戦し、2010年テルティオ・ミレニーオ映画祭で黙示録賞を受賞。一躍ヨーロッパ映画界で引っ張りだこの存在になる。また、類まれなるカリスマ性でファッション界からも注目を集め、多くのファッション雑誌でも活躍する。2011年、性転換者を熱く演じたジャン・アルフォンソ・パチノッティ監督の『L’ultimo terrestre』がヴェネチア国際映画祭で上映される。同年、コラード・マリア・サッシ監督『Waves』、エリザ・フクサス監督のデビュー作『ニーナ ローマの夏休み』に出演。2012年、パオロ・ヴィルズィ監督の『来る日も来る日も』(未)で主役を演じ、初めてダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞にノミネートされる。続く2013年、アカデミー賞最優秀外国映画賞受賞作品『グレート・ビューティー 追憶のローマ』(パオロ・ソレンティーノ監督)に出演。同年、ベルリン国際映画祭で欧州の若手俳優に与えられるシューティング・スター賞を受賞。本作で、2016年ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞助演男優賞を受賞した。さらに、アカデミー賞外国語映画賞のイタリア代表作に選ばれた『Don’t be bad』(15/クラウディオ・カリガリ監督)で、同賞主演男優賞にもノミネートされるなど、2015年は彼の才能が一層輝いた年であった。待機作に、フランチェスコ・アマート監督作『Lasciati andare』やタヴィアーニ兄弟の最新作『Una questione privata』などが控える。

Stefano Ambrogi

ステファノ・アンブロジ <アレッシアの父・セルジョ>

1960年7月7日、ローマ生まれ。主な出演作に、『Febbre da cavallo - La mandrakata』(02/カルロ・ヴァンツィーナ監督)、短編『The Call』(06/アントワーン・フークア監督)、『Sotto una buona stella』(14/カルロ・ヴェルドーネ監督)など。

Maurizio Tesei

マウリツィオ・テゼイ <リッカ>

主な出演作に、『そして、地に平和を』(10・未/マッテオ・ボトルーニョ監督、ダニエレ・コルッチーニ監督)、『探偵ポーリーヌ』(12・未/マルク・フィトゥシ監督)、『イントゥ・ザ・ミッション』(14/アレッサンドロ・カポーネ監督)など。

Francesco Formichetti

フランチェスコ・フォルミケッティ <スペルマ>

1986年、ローマ南東の町ジェンツァーノ生まれ。主な出演作に、オリヴィエ・アサイヤス監督の『5月の後』(12)のほか、『L'ultima ruota del carro』(13/ジョヴァンニ・ヴェロネージ監督)、『緑はよみがえる』(14/エルマンノ・オルミ監督)など。

Daniele Trombetti

ダニエーレ・トロンベッティ <タッツィーナ>

主な出演作に『The Stalker』(13/ジョルジョ・アマート監督)など。ガブリエーレ・マイネッティ監督の短編映画『Tiger Boy』(12)にも出演している。

Antonia Truppo

アントニア・トルッポ <ナポリの女ボス・ヌンツィア>

1977年2月14日、ナポリ生まれ。主な出演作に『時の重なる女』(09・未/ジュゼッペ・カポトンディ監督)、『バッグにはクリプトナイト』(11・未/イヴァン・コトロネーオ監督)、『Indivisibili』(16/エドアルド・デ・アンジェリス監督)など。本作で、2016年ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞助演女優賞を受賞。

Salvo Esposito

サルヴォ・エスポジト <ヴィンチェンツォ>

1986年2月2日、ナポリ生まれ。主な出演作に 『Zeta』(16/コジモ・アレマ監督)など。

Gianluca Di Gennaro

ジャンルカ・ディ・ジェンナーロ <アントニオ>

1990年12月3日、ナポリ生まれ。主な出演作に『Hai paura del buio』(10/マッシモ・コッポラ監督)、『Effetti indesiderati』(15/クラウディオ・インセーニョ監督) など。