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北の果ての小さな村で

北の果ての小さな村で

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予告編
HISネイチャーワールドフィンツアー

Trailer


予告編

Introduction


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1

難しく考え過ぎていませんか?
世界一大きな島グリーンランドで
出会ったのは、
シンプルだけど豊かな、
人々のあたたかい日常でした。

北極に位置するグリーンランド東部の、人口わずか80人の小さな村チニツキラークに、デンマークから28歳の青年教師アンダースが、子どもたちにデンマーク語を教えるために赴任した。家業の農場を継ぐか否か、迷った末の“自分探し”の選択だったが、そんな甘い考えはすぐに打ち砕かれる。言語、習慣の違いで授業はままならず、考え方の違いから村人からは孤立気味。そして想像以上に過酷な自然…。
そんな時、狩猟のために学校を休んだ児童の一人アサーの家を、叱責するつもりで訪ねたアンダースは、少年の祖父母から様々なことを教えられることになる。それはこの地で暮らす者に必要な生活の知恵だけでなく、しなやかに強く生きていくための哲学でもあった…。

2

登場人物すべてを本人が演じる
リアリティ溢れる
ドキュメンタリー・アプローチ!

監督は、初長編作でヴェネチア国際映画祭批評家週間作品賞の受賞歴を持つフランスの俊英サミュエル・コラルデ。グリーンランドに魅せられ、2年の歳月をかけて国中を旅してまわり、チニツキラークにたどり着いた監督は、【狩る、食べる、学ぶ、楽しむ…】、すべてがシンプルで、それでいて心豊かに暮らす村人たちと出会い、この村をロケ地に選びました。
その際、デンマークから新人教師が赴任するという話を聞き、その青年を中心に据えることに決め、1年の撮影期間を要して完成させたのが本作です。
リアリティ溢れるキャラクターは、登場人物すべてを本人が演じるという、リアルとフィクションを縦横無尽に行き交う手法ゆえ。異境の地で生きる術を学んで成長していく主人公を自身で演じたアンダース・ヴィーデゴーは、今も村で先生として暮らしています。

3

オーロラは、口笛を吹くとついてくるんだよ。
手つかずの大自然の下で営まれる、
すべての生き物に敬意を払う、ていねいな暮らし。

遥か彼方まで広がる雪原、雄大なフィヨルド、オーロラ、容易には見られないシロクマ親子、春を告げるクジラたちの群れ…。監督自らが撮影監督を務めて収めた美しい手つかずの自然は大きな見どころ。圧倒的な景色に息をのまずにはいられません。
そしてその大自然の下、肩を寄せるように立ち並ぶカラフルな家々には、伝統を守りながら暮らしている村人たちがいます。狩猟の際に重要な役目を果たす犬ぞりの犬たちとの強い絆、厳しい冬を乗り越えるための食糧となるアザラシの保存法、人々のていねいな暮らしぶりは、私たちがふだん忘れがちな、人間のみならず地上すべての生き物に敬意を払いながら生きることの大切さを教えてくれるはずです。

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Story


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グリーンランド東部にある人口80人の村、チニツキラークの小学校に赴任した、デンマークの新人教師アンダース。極寒の地の慣れない生活にくわえ、言葉も習慣も異なる10人の生徒たちとうまく交流できず、教室はさんざんな有り様だ。さらに、“ヨーロッパのよそ者”への視線は厳しく、村人からは孤立気味…。

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そんなある日、児童の一人、アサーが連絡もなしに学校を一週間欠席する。心配になったアンダースが、アサーの家を訪問し訳を聞くと、祖父のガーティと犬ぞりで狩りの旅にいっていたというのだ。

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「犬ぞりは楽しいでしょうが、彼にとっては学校も大切です。勉強が遅れると、町の中学へ行ったときに苦労しますよ」。アサーを毎日学校に来させるよう祖母のトマシーネに伝えるが、「アサーの夢は猟師になること、人生に必要なことはすべて爺さんが教えるわ」と、アンダースの意見を受け入れない。デンマーク語を教える以外に、アサーのために何ができるのかアンダースは考えはじめる…。

Cast


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キャスト

アンダース・ヴィーデゴー

Anders Hvidegaard

デンマークからグリーンランドのチニツキラークに教師としてやってきた青年。実家は7代にわたって続く農場を経営している。家業を継ぐことにためらいを感じ、父の反対を押し切って教師として挑戦する道を選ぶ。しかし、グリーンランドでの生活にもなじめず、挫折しそうになる。

キャスト

アサー・ボアセン

Asser Boassen

村の小学校にかよう、おとなしい8歳の少年。実の両親とは別々に暮らしており、祖父母に育てられている。将来は祖父ガーティのような猟師になることを夢みている。

キャスト

ガーティとトマシーネ
(アサーの祖父母)

Gert and Thomasine

実の両親に代わり孫のアサーを育てている。猟師になりたいというアサーの夢を叶えるためには、学校教育よりも祖父と一緒にいることが大切だと考える。

キャスト

ジュリアス

Julius

村での生活の仕方を教えたり、犬ぞりの乗り方を教えたり、アンダースの面倒をみてくれる。

キャスト

トビアス

Tobias

猟師。幼い頃、両親と5ヵ月の狩猟の旅にでたことがある。アンダースの提案で、子供たちに猟師の仕事について教える

Greenland


Greenland MAP くま そり

グリーンランド グリーンランド国旗

面積: 217万平方キロメートル
人口: 55,992人(2019年1月1日/グリーンランド統計局)
首都: ヌーク
言語: グリーンランド語(公用語)、デンマーク語
宗教: 福音ルーテル派

グリーンランドと
デンマークの関係

グリーンランドは、1721年から1953年までデンマークの植民地だった。1953年の憲法改正により植民地支配は終了、デンマークの一地方と同格の地位となり、学校教育や医療など様々な面で近代化が推し進められた。そして1979年には、念願だった内政自治権を獲得。2003年、2009年と徐々に自治権限の範囲を広げ、デンマークからの独立をめざし自立性を高めている。

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Staff


監督・撮影・脚本:サミュエル・コラルデ

監督・撮影・脚本:
サミュエル・コラルデ

Samuel Collardey

1975年フランス、ブザンソン生まれ。フランスの映画監督であり撮影監督。これまでの監督作に、カンヌ国際映画祭でSACD賞を受賞した“Du soleil en hiver”、ヴェネチア国際映画祭で国際批評家週間作品賞を受賞した“L’APPRENTI”、ヴェネチア国際映画祭オリゾンティ部門で俳優賞を受賞した“TEMPÊTE”などがある。“COMME UN LION”では、プロサッカー選手を目指すセネガル出身の一般青年を主人公に抜擢するなど、ドキュフィクション(ドキュメンタリー的要素のつまったフィクション作品)を得意とする。他に、高い評価を得た政治スリラーのテレビシリーズ“The Bureau”でも、いくつかのエピソードで監督を務めた。

●Filmography
  • DU SOLEIL EN HIVER(短編)(2005)
    第58回 カンヌ国際映画祭SACD賞
  • L’APPRENTI(2008)
    第65回 ヴェネチア国際映画祭 国際批評家週間作品賞
    2008年 ルイ・デリュック賞新人監督作品賞
  • COMME UN LION /『リトル・ライオン〜明日へのゴール〜』(映画祭題)(2013)
    第19回 リュミエール賞Best Debut Fiction Film賞ノミネート
    2014年 マイ・フレンチ・フィルム・フェスティバル(MyFFF)一般観客賞
  • TEMPÊTE(2016)
    第72回 ヴェネチア国際映画祭オリゾンティ部門最優秀俳優賞(ドミニク・ルボルヌ)
  • UNE ANNÉE POLAIRE(2017)
    2018年 サンダンス映画祭ワールドシネマ部門正式出品
    2018年 Festival 2 Valenciennes(フランス)審査員賞

音楽:エルワン・シャンドン

Erwann Chandon

フランス、ディジョン生まれ。作曲家。 2015 年、パリ・アニメーション映画フェスティバル(Croq'Anime)において“CAPTAIN FISH”(短編)の楽曲が受賞を果たすなど、短篇アニメの分野で活躍。長編映画への参加は本作が初となる。他に、ビデオゲームや演劇分野にも楽曲を提供している。

プロデューサー:
グレゴワール・ドゥバイ

Grégoire Debailly

1977年、フランス生まれ。サミュエル・コラルデ監督の長編全4作においてプロデューサーを担っている。他に、2019年のセザール賞で第1回作品賞と有望若手男優賞と女優賞をW受賞した“Shéhérazade”(Jean-Bernard Marlin監督)でもプロデューサーを務めた。

脚本:カトリーヌ・パイエ

Catherine Paillé

1980年フランス、レ・サーブル=ドロンヌ生まれ。脚本家。主な作品に“Gente de bien”(2014)、“Les ogres”〈旅芸人と怪物たち(映画祭題)〉(2015)、“Shéhérazade”(2018)等。サミュエル・コラルデ監督とは、初監督作の“DU SOLEIL EN HIVER”からすべての作品でタッグを組んでいる。

Comment


※敬称略・順不同
  • 自分は何がしたいんだっけ、
    何が楽しくて生きてるんだろう。
    大切なことに気づかせてくれる作品。
    あの自然と、人々の知恵と、暮らしぶりに惚れ惚れしました。
    情報に溢れている今だからこそ、見てほしい。
    心にとても響きました。

    西田尚美俳優
  • 大きくて美しいグリーンランドの風景と、
    チニツキラークという村の人々の
    こまやかな暮らしの描写が素晴らしく、ドキドキとしました。
    特に、狩りと漁のくっきりとしたディテールが忘れられません。
    この映画から世界のローカルの、
    かけがえのない地域のひとつを発見した気分です。

    指出一正ソトコト編集長
  • 私がずっと憧れ、見たいところがあるわけじゃなく
    ただ「そこにいたい」と思って旅したグリーンランド
    すばらしさや大変さがぎっしり詰まってる。
    こんなに入りこんでくれたことに大感謝です。
    しかもこれ、ドキュメンタリーじゃないのに
    すべて現実につながっているんですよ!
    グーグルアースやfacebookで、
    映画の舞台や登場人物の現在をつい確認してしまいました。

    能町みね子文筆業・自称漫画家
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  • この映画の最も大切なメッセージは、
    イヌイットのような少数民族に西洋の文化や言葉を教えたいと思うなら、
    まず彼らの文化や歴史、言葉を尊敬するべきだということ。
    彼らにとって教育とは
    「人々と分け合う」ことの大切さと意味を教えること。
    それがイヌイットの文化の基であり、平和の礎なのだから。

    C.W.ニコル作家・ナチュラリスト
  • 圧倒的・絶景!
    360度の大自然を余すことなく映し出した映像美に、
    思わず感嘆の声が出てしまいました。
    これは絶対に、大きなスクリーンで見て欲しいです。

    詩歩「死ぬまでに行きたい!世界の絶景」プロデューサー
  • これは、「生き場所」を探す映画だ。
    人間は古来、危険を冒して新天地を目指してきたが、
    主人公の青年もまた、本国の息苦しさから逃げるために辺境の地に来た。
    その美しくも厳しい風景の中で、
    彼が携えてきた「知識」はあまり役立たなかったが、
    先住の村人から「知恵」を分けてもらい、生き場所を見つけていく。
    その姿に静かな共感を覚えた。

    大塚茂夫『ナショナル ジオグラフィック日本版』編集長
  • 過酷な自然環境の中でシンプルに逞しく暮らす人々。
    まるで人生の哲学を教えてもらっているような
    心温かいメッセージが込められた作品だ。
    何よりも、全編を通して映し出される
    グリーンランドの雄大な自然と映像美に圧倒される。

    比嘉バービィタレント・モデル
  • 私たちにとって大切なこと。それは、何を学ぶのかではなく、
    何を愛するのかということだと気づかされました。

    松浦弥太郎エッセイスト
  • 伝統的な生活には知恵や逞しさがある。
    都会的な生活には便利さがあり人生の選択肢は広がる。
    どちらが“生きてる“という実感があるのか考えさせられる作品だ。
    空撮や、まるで吹雪の中にいるように感じさせる
    大自然の映像は必見!

    植田貴之ABCテレビ「ポツンと一軒家」チーフプロデューサー
  • 先住民族と分かり合うには、同じ目線で、
    彼らの風習を理解することからスタートします。
    教師としてデンマークから赴任したアンダース青年が、
    最初は苛立ちながらも、
    やがてそれに気付き、北の果ての小さな村で、
    民族の壁を越える繋がりを作り上げていく姿に、
    まだまだ世の中は捨てたものではない、と心が温まりました。

    山崎哲秀犬ぞり北極探検家
  • 未知の絶景、犬ぞり冒険、
    狩猟、オーロラ…

    初めて見るのに、懐かしいイヌイットたち!
    主人公の青年が、故郷から逃げ、
    “自分の居場所”を見つけたように、
    しあわせは、
    自分自身で決めていいのだ。

    たかのてるこ地球の広報・旅人・エッセイスト
  • 心を通わせる少年アサーと共に犬ぞりを駆って
    自然との共存の旅に出る青年教師アンダース。
    最大の獲物は本物の自分と出会うことだ。
    その表情は厳しくても僻地教育に自分探しを委ねるという
    甘い夢を打ち砕かれたときの暗さはない。
    後は観て感じて自分の言葉で語って欲しい。

    志茂田景樹よい子に読み聞かせ隊 隊長、作家
  • 映画って、すごい。
    見終わって、しみじみと思う。

    その思いは胸の中で
    小さな美しい珠になって、
    静かに煌めき続ける。
    そういう珠を作ってくれる作品だった。

    あさのあつこ作家
  • 生きている年数が重なってくると
    何が本当に
    美しい光景で
    美しい人で
    美しい関係性なのか
    知りたいという欲求が増してきた。
    この映画にはその知りたいことが
    全て映しだされていた。

    リアルとフィクションの
    融合ドキュフィクションという撮り方の手法にも
    とても興味を惹かれました。

    野村友里料理人/eatrip主宰
  • グリーンランドの小さな村。
    最後に生き残るのは
    「そこ」を知り抜いた者たちなのだろうなあと、
    幸せな気持ちになります。
    過酷にみえる自然も懐に入ることができたとき、
    暖かいゆりかごになるのです。

    良かれと思い持ち込まれる
    外からの価値観は役に立たず、
    それに耳もかさない子どもたちが痛快です。
    雪氷の世界が教えてくれた
    命を繋ぐ美しさ溢れる物語です。

    大貫妙子音楽家
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