監督・脚本
竹中直人
監督としての劇場映画デビューは、つげ義春原作の『無能の人('91)』。ヴェネチア国際映画祭に出品され、国際批評家連盟賞を受賞、ブルーリボン賞・作品賞、毎日映画コンクール・優秀作品賞、ヨコハマ映画祭・新人監督賞、報知映画賞最優秀新人賞を受賞するなど、国内外で高く評価された。
二作目は何も起こらないのどかな町の消防署を舞台にした『119 ('94)』。三作目は写真家・荒木経惟氏と妻・陽子さんの同名共著をモチーフにしたラブストーリー『東京日和('97)』。続く『連弾(00)』ではバラバラになった家族の再生を描き好評を博した。
脚 本 馬場当 プロデューサー 新藤次郎 撮 影 佐々木原保志
照 明 安河内央之 録 音 北村峰晴 美 術 斎藤岩男
編 集 奥原好幸 衣 装 伊藤佐智子 スチール 三浦憲治
音楽
ハナレグミ
SUPER BUTTER DOGのヴォーカリスト、永積タカシのソロユニット。2002年夏よりバンド活動と並行してソロ活動をスタート。アコースティックな手触りの温かいサウンド、永積の心震わすヴォーカルが各方面 から注目を集めている。これまでに『音タイム』『日々のあわ』『帰ってから、歌いたくなってもいいようにと思ったのだ。』と3枚のアルバムをリリース。コラボレーションワークスも多数。
また、vodafone、資生堂uno、資生堂TISS、トヨタヴィッツのTV-CMでナレーションを担当。ニッカウヰスキーのTV-CMでは「夢で逢いましょう」を歌い、話題を呼んだ。
クラムボン(clammbon)
原田郁子、ミト、伊藤大助のスリーピースバンド。1999年シングル『はなれ ばなれ』でメジャーデビュー。 FUJI ROCK FES.03におけるホワイトステージでのライブパフォーマンスをはじめ、近年、ライブバンドとしても評価が高まり、同時にcjammbon名義でのセッションライブを通 しての『テープツリー』活動もとりいれ独自の活動も行っている。
2004年夏、原田郁子初のソロシングル『たのしそう かなしそう』&アルバム『ピアノ』リリース。そして、クラムボン6thアルバム『てん、』を2005年3月に発表。4月〜全国ライブツアーを行い、FUJI ROCKFES. 05への出演も決定している。
ナタリー・ワイズ(Nathalie Wise)
TOKYO No.1 SOUL SETのBIKKE、undercurrentの斉藤哲也により2000年結成。2001年に高野寛が加わり、現在の編成に。2002年、台湾の新鋭映画監督・鄭有傑の短編映画『シーディンの夏』のサントラを担当。映画の上映とナタリー・ワイズのライブによるイベントを開催した。
1st.フルアルバム『film, silence』(2003年)でビートを排した革新的なサウンドを提示する一方、最新作『raise hands high』(2004年)ではゲストにクラムボンを迎え“ライブ感”溢れるサウンドを展開。アレンジ&プロデュース作品として小泉今日子、ハルカリ、ハナレグミなどが挙げられる。