CAST - キャスト

カトリーヌ・ドモンジョ

カトリーヌ・ドモンジョ
1948年7月10日パリ生まれ。本作がデビュー。ゴダールの「女は女である」(’61)でもザジとして出演するなど、端役で他に2本ほど出演作があるが、本格的に映画に出演したのは本作のみ。


フィリップ・ノワレ

フィリップ・ノワレ
1930年リールに生まれる。学生時代から芝居に興味を持ち、バカロレアに失敗後、本格的に演劇を学び、1953年国立民衆劇場に入団、モリエールなどの舞台劇に出演。映画では1949年に「GIGI」に出演するもノンクレジット。本格的な映画出演はアニエス・ヴァルダ監督の監督デビュー作「La Pointe Courte」(’54)。「地下鉄のザジ」がノワレの出世作である。その後、本作の脚本家ラプノーの「城の生活」などを経て、イヴ・ロベール監督の「ぐうたらバンザイ!」(’68)のヒットで映画俳優としての地位を確立。ロミー・シュナイダーと共演した「追想」(’75)でセザール賞男優賞を受賞。クロード・ジディの大ヒットコメディ「フレンチ・コップス」(’84)に主演、フランス映画界を代表する俳優の一人となった。好人物役が多いが、マルコ・フェレーリ監督の問題作「最後の晩餐」(’73)に出演するなど、幅広い役柄に挑戦するのをいとわない。そして、1989年、彼の名を最も高めたのはアカデミー外国語作品賞受賞作「ニュー・シネマ・パラダイス」の映写技師役である。ノワレは、この作品でヨーロッパ映画賞、英国アカデミー賞主演男優賞を受賞。国際的なスターとなった。2006年、76歳でがんのため死去。生涯に140本もの映画に出演。他の作品に「素顔の貴夫人」(’89)、「イル・ポスティーノ」(’94)など。


カルラ・マルリエ

カルラ・マルリエ
本作が映画初出演。主な作品に「トロイ」(’62)、アラン・ドロン、ジャン・ギャバン共演「地下室のメロディ」(’63)、「世にも怪奇な物語」(’68)など。


ユベール・デシャン

ユベール・デシャン
1923年パリ生まれ。美術学校を卒業後、第2次大戦中は従軍し、戦後から演劇活動を始める。1950年代から端役で映画に出演していたが、本作で初めて重要な役を与えられた。生涯に出演した映画・TV作品は200本以上に及ぶ。1998年死去。主な作品に「恋のモンマルトル」(’75)、「ギャルソン!」(’83)など。

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