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シェルフィグ監督インタヴュー
監督・脚本 ロネ・シェルフィグ Lone Scherfig

1959年5月2日デンマーク、コンペンハーゲン生まれ。
'76年から'80年までコペンハーゲン大学で映画を学んだ後、デンマーク国立映画学校に進み、'84年に卒業。翌年にはTV映画「Margrethes elsker」を演出。 以来、短編映画の監督、助監督、脚本、ラジオ劇、演劇など多方面で活動。
'90年には「Kaj's fodselsdag (誕生日旅行)」で映画監督デビューを果たし、ベルリン国際映画祭のパノラマ部門に選出されて評判となってからはNY近代美術館新人監督特集で紹介され、フランスのルーアン映画祭では 審査員大賞と演技賞をダブル受賞。その後はTV映画やシリーズを次々と手掛けるが、'98年には久しぶりの劇映画第「Nar nor kommer hjem (各自各々)」でモントリオール国際映画祭のグランプリに輝き、アムステルダムのキンダー・フィルム・フェスティヴァルでシネキッド賞を受賞。
続いて「ドグマ」シリーズの一篇として監督無記名で取り組んだ本作で世界中の絶賛を浴び、各国で好成績を記録すると共に多数の映画賞を受賞した。この成功で英国、フランスとの合作で作った初めての英語作品「Wilbur Wants to Kill Himself」(02) も好評を博し、ポルトガルのフェストロイア国際映画祭ではジェイムズ・シヴズに主演男優賞をもたらした。
また、ドグマ(教義)的でなく生と死について絶妙のバランスで悲喜劇に描いたことが評価され、国際批評家連盟賞と脚本賞を受賞。今後の更なる活躍が期待される、有望な女性監督の出現である。


アンドレアス

アンダース・W・ベアテルセン Anders W. Berthelsen
1969年9月28日デンマーク生まれ。デンマーク国立演劇学校で演技を学ぶ。99年に「ドグマ」シリーズの一篇『ミフネ』でクレステン役を好演して注目され、デンマーク・アカデミー賞、ローベル賞、ヨーロッパ映画賞の主演男優賞にそれぞれノミネート。本作ではアンドレアス牧師を魅力的に演じて再びデンマーク・アカデミー賞、ローベル賞の候補となり、ボルドー国際映画祭では共演の男優二人と共に最優秀男優賞を受賞。
以後TV、映画と活躍し、オプレヴ監督と再び組んだ「Fuksvansen」(01) 、2002年ベルリン国際映画祭ガラスの熊賞(児童映画)受賞作「キッズ・ミッション」(01)、エジソン役に挑んだ「Ild ansigh」(03)、エヴァ・フレーリング共演のTVシリーズ「Kroniken」(04)などで活躍している。


ヨーゲン・モーテンセン

ピーター・ガンツェラー Peter Gantzler
1958年9月28日デンマーク、フェート生まれ。'83年にエリク・クラウセン監督作「Rocking Silver」で映画デビュー。以来、映画、TVを中心に活動を始めるが、その間に演劇学校で本格的に演技を学び、'90年に卒業。その後、コペンハーゲンを中心に舞台出演を始め、'98年にはピンター作《灰には灰を》などにも主演。一方、'91年にはシェルフィグ監督の長篇第一作「Kajs Fodselsdag」に出演して意気投合。
その後も大人気のシリーズ「Taxa」や「Nar mor kommer hjem」('98)、本作でコラボレーションを続ける。TV映画やシリーズにも次々と出演してお馴染みの存在となっている。



ハル・フィン

ラース・コールンド Lars Kaalund
1964年5月29日デンマーク生まれ。配管工技師として働きながら、ニコライ・セデアホルム主宰の劇団「Dr.ダンテ・カンパニー」で初舞台を踏む。シェルフィグ監督の「Nar mor kommer hjem (各自各々)」で映画デビュー。'99年にはスザンネ・ビエール監督の「Den eneste ene (ワン・アンド・オンリー)」にも出演して高く評価され、デンマーク・アカデミー賞の助演男優賞にノミネート。続く本作ではロベルト祭の助演賞候補となると共に、共演の二人の男優とボルドー国際映画祭の最優秀男優賞にあたる金の波賞を受賞した。一躍、世界的に注目されるが、演劇を中心に活動。
2003年にはソフィー・グロベル主演の人気トレンディ・ドラマ「Nikolai og Julie (ニコライとジュリー)」のエピソード2でTV演出にも初挑戦している。


カーレン

アン・エレオノーラ・ヨーゲンセン Ann Eleonora Jorgensen
1965年10日16日デンマーク、ヒューリン生まれ。看護婦として働いた後、国立演劇院で学び、'93年に卒業。以来、次々と役を獲得し、舞台では舞台版《時計じかけのオレンジ》('93)、ピンター作《灰には灰を》('98)などの翻訳劇から自国の新作などで活躍。シェルフィグ監督もエピソード演出した「Taxa」('98)に出演し、引き続き彼女の監督作「Nar mor kommer hjem」('98)の準主役で映画初出演。本作では母の介護に疲れた美容師カーレンを好演してボズィル賞の最優秀女優賞候補となり、ローベル賞の最優秀助演女優賞を受賞した。
ゲアト・フレッズホルムの「At klappe med een hand」(01)、オーゲ・ライス・ノーレントフトの「2 ryk og 1 aflevering」(03)といった映画や、舞台の主演など幅広く活躍している。


オリンピア

アネッテ・ストゥーベルベック Anette Stovelbcek
1967年7月27日デンマーク生まれ。オジェンセ演劇学校を'97年に卒業するやオジェンセ劇場公演のベニー・アナスン作《Her i Reservatet》で舞台デビュー。一躍注目され、TVシリーズ「Strisser pa Samso」('97)、「Taxa」('97)にエピソード出演。その後も《Det er vel mit liv》('98)、アナ・レオノーラ・ユーレンスン共演《Hurra for Kaerligheden》('99)といった舞台で活躍。この間、シェルフィグ監督「Nar mor kommer hjem」('98)で映画デビュー。本作での好演が評価され、ボズィル賞とローベル賞の助演女優賞にノミネート。
2003年はヘンリク・ルーベン・ゲンツ監督の映画「En som Hodder」出演に続いて、新作シリーズ「Forsvar」にレギュラー出演するなど、活躍を続けている。


ジュリア

サラ・インドリオ・イェンセン Sara Indrio Jensen
1975年1月4日デンマーク生まれ。父はデンマーク人で、母はバーリ(イタリア南部)の大家庭の出身のイタリア人。ティーンの頃から、バック・ヴォーカリスト兼パーカッショニストとして活動を始め、スカンジナビアの代表的なロックやポップス・グループや人気シンガーのコンサートやツアーに参加している。今回はイタリア語を話せる若い女性を探していた本作のプロデューサーたちが、コペンハーゲンのイタリア商工会議所に問い合わせたら彼女を紹介され、オーディションの案内を出したところ、それに応え晴れて映画デビュー。
本作で映画界でも注目される中、音楽活動に戻るが、2002年はデンマークのロック・バンド"Swan Lee"の活動を追ったドキュメンタリー「Stjernekigger」に自作の楽曲が使用されている。
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