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kenさん。
こうは考えられないでしょうか。
1)芳山紀子夫人(母親)は、ゴルフのコンペでブービー賞ばかりとっている夫に愛想をつかし、
熟年離婚。
その後、再婚した相手、紺野氏には、すでに独立して家を出ていた息子がいた。
和子にとっては義理の兄にあたる彼の娘が真琴。
2)堀川吾郎には、醤油屋を継ぐのがいやで家を飛び出したミュージシャン志望の兄がいた。
しかし挫折した彼は、結局、醤油醸造業界に戻り、
実家の堀川家は弟の吾郎に任せ、自分は紺野屋の婿となる。
その娘が真琴で、吾郎と一度結婚した和子にとっては姪となる。
3)実は、芳山和子は40代後半。しかし再会した深町クンに頼み込み、
暗示をかけてもらって周囲の人々の記憶を書き換え、10年ばかり年をごまかしている。
4)ラベンダーの匂いをかぐとトリップしてしまう和子の体質はなかなか治らず、
彼女は時の亡者となって、時間と世界を彷徨うことに。ある時はイタリアのガラス工場で働いたり、
ある時は“佐倉未来”と名乗って美空町に住んで魔女見習いの女の子と出会ったり。
そして今は紺野家の人間になりすましている彼女にとって真琴は姪となる。
……馬鹿馬鹿しくってスイマセン。てへ。 |
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