DIRECTOR

監督

ナワポン・
タムロンラタナリット

ナワポン監督1984年2月4日、タイ・バンコク生まれ。バンコク・チュラロンコン大学芸術学部で中国語を専攻し、在学中に短編映画制作を開始。卒業後は、インディペンデントと商業映画の両方で脚本家・脚本コンサルタントを、また雑誌で映画評論家として活動を始める。監督長編デビュー作『36のシーン』(12)は、2012年の釜山国際映画祭でニューカレントアワードを受賞し、世界中の映画祭で上映される。続く二作目『マリー・イズ・ハッピー』(13)は、ヴェネチア国際映画祭が新人監督育成のために設けたビエンナーレ・カレッジ・シネマとグッチの出資で制作され、翌年のヴェネチア国際映画祭で上映された。その後も、2015年の釜山国際映画祭ワイドアングル部門で上映された長編ドキュメンタリー『あの店長』(14)、タイ最大の映画スタジオGTHが製作、タイ・アカデミー賞で最優秀作品賞・監督賞をはじめとする8つの賞を受賞した『フリーランス』(15)を手がける。日本では新作が製作されるたびに、東京国際映画祭と大阪アジアン映画祭のどちらかで必ず上映されてきたため監督のファンは多い。最新作『ハッピー・オールド・イヤー』(19)は、第15回大阪アジアン映画祭でグランプリを受賞、第49回ロッテルダム国際映画祭ではVoices Main Programmeに選出、第10回北京国際映画祭のパノラマ部門、第25回釜山国際映画祭のアジアの窓部門に正式出品されている。

Filmography

2012 『36のシーン』(TIFF2014)《36》
2013 『マリー・イズ・ハッピー』(TIFF2013)
     《Mary Is Happy, Mary Is Happy》
2014 『あの店長』(OAFF2016)『噂の男』(FIFF2017)
     《THE MASTER》
2015 『フリーランス』(OAFF2016)《HEART ATTACK)
2017 『ダイ・トゥモロー』(OAFF2018)《Die Tomorrow)
2018 『BNK48:Girls Don’t Cry』(TIFF2018)
    《BNK48:Girls Don’t Cry》
2019 『ハッピー・オールド・イヤー』(OAFF2020)
    《Happy Old Year》

※『』映画祭上映時タイトル|()上映映画祭|《》英題 ※TIFF:東京国際映画祭|OAFF:大阪アジアン映画祭|FIFF:アジアフォーカス・福岡国際映画祭

撮影風景場面写真撮影風景撮影風景
劇場情報