最初の人間

キャスト



ジャック・ガンブラン 【ジャック・コルムリ】

1957年11月16日生まれ。フランス・マンシュ県のグランヴィル出身。演劇学校で学んだ後、地元の劇団に参加する。その後、パリへ出てテレビドラマなどに出演。クロード・ルルーシュ監督に見出され、1990年に『Il y a des jours…et des lunes…』で本格的に映画デビュー。 1992年には『TOUT CA…POUR CA』に出演。ヴァンサン・ランドン、ジェラール・ダルモンとの名トリオぶりで注目される。
1993年には『ア・ラ・モード』、1994年には『パリのレストラン』に出演し、飄々とした演技を披露する。1995年、『ペダルドゥース』に出演。夜ごとゲイクラブで踊りまくるエリートサラリーマンを演じ、セザール賞助演男優賞にノミネートされる。1997年には今村昌平監督の「カンゾー先生」に出演し、日本映画に進出。1999年、ジャン・ベッケル監督の『クリクリのいた夏』に出演。フランスで200万人を動員する大ヒットを記録。沼地の村で暮らす正義感の強い復員兵をナイーヴに演じた。2001年には『マドモアゼル』に出演し、サンドリーヌ・ボネールらと共演。2002年のベルトラン・タヴェルニエ監督作品『レセ・パセ 自由への通行許可証では、実在の映画監督ジャン=ドヴェーヴルを熱演し、ベルリン映画祭の主演男優賞に輝いた。その後もダニス・タノヴィッチ監督、エマニュエル・ベアール主演の『美しき運命の傷痕』 (‘05)や『嘘の心』(‘98)に続き、クロード・シャブロル監督の遺作『刑事ベラミー 』(‘09)に出演

カトリーヌ・ソラ 【1957年のカトリーヌ・ソラ】

1941年1月19日生まれ。フランス、サン=ジャン=ド=モーリエンヌサン出身。
1961年に『Vacances en enfer』で映画デビュー。その後、クロード・シャブロル監督作『殺意』(‘68)や『さらば夏の日』(‘68)に出演。その他には「La vie commence à minuit」(‘67)、「L'éloignement」(‘73)、「Cas de divorce」(‘91)、「Emma - Première mission」(‘96)、「Paris enquêtes criminelles」(‘08)など主にテレビドラマに出演している。本作が、モントリオール国際映画祭でグランプリを受賞したロック・ステファニック監督の『スタンバイ』(‘00)以来、11年ぶりの映画出演となる。

マヤ・サンサ 【1924年のカトリーヌ・コルムリ】

1975年9月25日イタリア、ローマ生まれ。イラン人の父親とイタリア人の母親をもつ。18歳の時に渡英。映画館で働きながら、ロンドンの演劇学校で演技を学ぶ。
映画デビューは、マルコ・ベロッキオの『乳母』(‘09)。その後、立て続けに話題作に出演し、2003年には、『夜よ、こんにちは』、『輝ける青春』に出演し、イタリア映画界を代表する若手女優の位置を不動のものとした。その他の出演作として、カルロ・マッツァクラーティ監督『愛はふたたび』(‘04)、『輝ける青春』(‘03)『やがて来る者へ』(‘09)などがある。最新作は、第25回東京国際映画祭での上映も決定しているベロッキオ監督の『眠れる美女(仮題)』。

ドゥニ・ポダリデス 【ベルナール先生】

1963年4月22日、フランス、ベルサイユ生まれ。映画界だけでなく、フランスを代表する国立劇団コメディ・フランセーズの劇場でも活躍。兄は、映画監督のブルーノ・ポダリデス。『そして僕は恋をする』(‘96)、『青い夢の女』(‘00)、『レセ・パセ 自由への通行許可証』(‘02)、『隠された記憶』(‘05)、『ダ・ヴィンチ・コード』(‘06)『サガン -悲しみよ こんにちは-』(‘08)、『国家の密謀』(‘09)など多くの作品に出演。

ジャン=フランソワ・ステヴナン 【農夫】

1944年4月23日、フランス東部・ロン・ル・ソニエ生まれ。フランスの名門校HECを卒業後、アラン・カヴァリエ監督の『別離』(‘68)や、フランソワ・トリュフォー監督の『家庭』(‘70)でアシスタントを務める。
銀幕デビューは1969年、フランソワ・トリュフォー監督の『野性の少年』。1973年には、同監督の『アメリカの夜』で助監督をつとめ、出演もしている。1974年には、ジャック・リヴェット監督の『Out1: Spectre』、1976年にはトリュフォー監督の『トリュフォーの思春期』、アンドレ・テシネ監督の『バロッコ』に出演している。
フランス映画のみならず、1980年にはジョン・アーヴィン監督の『戦争の犬たち』、ジョン・ヒューストン監督の『勝利への脱出』に出演し、ハリウッドデビューを果たしている。上記以外の主な出演作は、『北の橋』(‘81)、『パッション』(‘82)、『復讐のビッグガン』(‘86)、『夫たち、妻たち、恋人たち』(‘88)、『つめたく冷えた月』(‘91)、『列車に乗った男』(‘02)など。出演作は約100本にものぼる。

PageTop